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湘潭大学
現地調査日:2007/01/10
最終更新日:2008/05/03
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以下、07/01/10執筆
●湘潭は湖南省の省都長沙市から南に1時間ほど離れた場所にある地方都市。中国建国の父、毛沢東主席の出身地として知られる。この大学の名刺やパンフレットなどに印刷されている毛筆の校名は毛主席直筆のもの。
●大都会の喧騒とは無縁の静かな地方都市である。外国人はまったくと言っていいほどいない。湘潭市内で留学生を受け入れているのもこの大学だけ。中国のごくごく普通の田舎町で、中国人だけに囲まれた生活を送ることができる。
●語言生が26人と少ない割りに3クラスを開設している。特に初級クラスは1クラス平均6人という少人数を実現。教師側も一人一人の学生に目が届くし、授業中の質問、発言機会も増える。日本人はほとんどいないので、中国語を使う機会が増えるというより、日本語を使う機会自体がない。この恵まれた環境のおかげで、過去には日本人留学生がゼロスタートで1年間在籍(実質10ヶ月)し、HSK7級に合格という実績があるとのこと。
●学習サポートとして、大学側が互相学習の相手を紹介している。希望者に対して、対外漢語専業(外国人に中国語を教える教師を要請する学科)の学生を紹介してくれる。日本語学科もあるのでそこの学生を紹介してもらうことも可能である。
●なお、留学生を担当する国際交流処は留学生寮の中にあるが、非常に分かりにくい場所にある。大学の裏山の裏にあり、留学に来たのかピクニックに来たのか分からないほど。中国語がある程度話せないと絶対にたどり着けない。長沙空港への出迎えは無料でお願いできるので、初学者は遠慮なく利用すべき。
●留学生が少ないので教員との関係も密接になり、質問・相談もしやすい。外国人がほとんどいない中国のありのままの地方都市で、現地にドップリとつかった生活を過ごすのも良いだろう。街の中心部へは大学からバスで30分足らず。生活に特に不自由することはない。
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